2011年5月15日日曜日

日本の専門家、中国の温泉開発に「娯楽化させるな」と注文

 福建省福州市で16日に開催された中国国際温泉フォーラムにおいて、日本の観光専門家が中国の温泉開発について「娯楽性を重視しすぎてはいけない」と注文をつけ、保養目的とした温泉開発に重点を置くべきだとの意見を示した。中国新聞網が伝えた。

 16日に行なわれた同フォーラムで、日本国際観光学会会員で中国の観光開発に詳しい徳村志成氏が温
泉に対する日中間の認識の違いを5つ挙げた。徳村氏は日本の温泉界では、温泉の湯は体を洗うためには用いない、温泉の加熱方式にはこだわらず、泉質の確保を重視する、温泉の循環利用を積極的に行う、全ての温泉に肌が滑る感覚があるわけではない、温泉の開発利用は娯楽性を過度に重視すべきではない、という認識があることを紹介した。

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娯楽性については「温泉は水遊びのカテゴリではなく、静かに浸かって保養をする養生産業に属する」と指摘した。さらに、中国温泉観光業の持続的な発展のためには量にまかせた開発一辺倒ではなく、温泉養生に対する認識を高めるとともにきめ細かいサービスを作り上げていく必要があると述べた。

 フォーラムには台湾の専門家も参加し、徳村氏と同様
の見解を示したと記事は伝えた。(編集担当:柳川俊之)

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引用元:信長 rmt